2010かごしま食と健康フォーラム
【日 時】 | 2010年10月29日(金) 13:30~16:40 |
【場 所】 | 鹿児島県歴史資料センター 黎明館 2階講堂 |
【主 催】 | かごしま食と健康フォーラム委員会、(財)かごしま産業支援センター |
鹿児島県産業支援センターと、かごしま食と健康フォーラム委員会が主催する「2010かごしま食と健康フォーラム」が鹿児島市で開催されました。今回は当協会会員企業のラック産業グループの「(株)アマミファッション研究所」が鹿児島大学等と産学官で共同研究・開発された奄美黒糖もろみエキス配合のスキンケアセットやバイオマス資源等の発表・新商品開発企業によるパネル方式による発表が行われました。
○講演
1「『調味料からトクホへ』イワシが特定保健用食品になるまで」
筏島 克裕 氏 仙味エキス(株) 代表取締役社長
2 「鹿児島大学での民間企業・地方公共団体との食品機能研究を振り返る」
藤井 信 氏 鹿児島大学農学部 教授(鹿児島市)
3 「南九州バイオマス資源の有効活用のための機能性研究
~サツマイモとサトウキビのさらなる普及に向けて~」
倉田 理恵 氏 (独)農業・食品産業技術総合研究機構
九州沖縄農業研究センター主任研究員
4 「原料サツマイモと芋焼酎の香味について」
神渡 巧 氏 大口酒造(株) 取締役・研究室所長
○新商品開発企業のパネル発表
1 (有)敬天水産(海から食卓までの物語、かんぱちの新しい食べ方・新提案)
2 有限会社 さくらじま旬彩館(青切り小みかんを利用した新商品開発 )
3 有限会社 清木場果樹園(金柑ジャム、金柑を使った健康的スイーツの開発)
4 株式会社 中園久太郎商店
(顧客ニーズに合わせた漬物商品開発及び新しい市場への販路開拓に関する研究)
5 福山黒酢 株式会社(桷志田 泉飲用による抗酸化力と活性酸素の変化)
6 有限会社 友創(農商工連携)
7 大口酒造 株式会社(原料サツマイモと芋焼酎の香味について)
8 仙味エキス 株式会社(調味料からトクホへ~イワシが特定保健用食品になるまで)
9 (独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター
(サトウキビ酢に含まれる糖類の組成)
10 鹿児島大学農学部
(鹿児島大学での民間企業・地方公共団体との食品機能研究を振り返る)
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講演の様子1
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講演の様子2
平成22年度新エネルギー導入セミナー開催
【日 時】 | 2010年10月20日(水) 13:30~17:00 |
【場 所】 | ホテルウエルビューかごしま(鹿児島市) |
【主 催】 | 鹿児島県 |
鹿児島県では、エネルギー自給率の向上と地球温暖化対策を目的に新エネルギーの導入を推進しております。この推進のために、鹿児島県が主催した「平成22年度新エネルギー導入セミナー」が鹿児島市で開催されました。
今回、当協会の理事である「浪速試錐工業所の後藤文彦代表取締役会長」も講師に招かれ、「地中熱利用技術と利用システムについて」事例報告をされました。
・鹿児島県のエネルギー対策について
鹿児島県地球温暖化対策課長 田中 正幸 氏
・国の新エネルギー施策について
経済産業省九州産業局 エネルギー対策課 課長補佐 中村 章次郎 氏
・基調講演 環境にやさしい水素エネルギー社会を目指して
九州大学環境安全衛生推進室 教授 横本 克巳 氏
・新エネルギー導入支援制度について
一般社団法人新エネルギー導入促進協議会 事務局兼グループ長 新国 貞幸 氏
・事例報告 離島マイクログリッドシステムの実証試験の実施について
九州電力(株)総合研究新エネルギーグループ 主幹研究員 下河 義秀 氏
・地中熱利用技術と利用システムの事例について
(株)浪速試錐工業所 代表取締役会長 後藤 文彦 氏
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事例報告の様子1
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事例報告の様子2
平成22年度さつま町グリーン・ツーリズム研究会定例会開催
【日 時】 | 2010年9月10日(金) 18:30~21:30 |
【場 所】 | ちどり荘(さつま町) |
【主 催】 | さつま町グリーン・ツーリズム研究会 |
農家民宿・農林漁業体験を通じて、都市農村交流を展開されている「さつま町グリーン・ツーリズム研究会」(山下康博会長)の定例会が、9月10日(金)、会員メンバー35名に加え、グリーン・ツーリズム事業の推進機関であるさつま町農政課、鹿児島県北地域振興局農政普及課の方々数名も参加され開催されました。
同定例会に今回は、当協会の吉永一己専務理事兼事務局長もお招きを戴き、当協会がメニュー企画し、近畿ツーリスト九州鹿児島支店が旅行企画・実施している「鹿児島まるごと体験ツアー」取組の事例や、今年度鹿児島県の企画課の委託を受け、当協会が製作・管理運営している鹿児島県交流居住支援サイト「鹿児島暮らしネット」等の紹介等をさせて戴きました。
同町では、行政と農家等が一体となって、県内外からの農家体験者等を受け入れており、今後は、県外からの修学旅行生の受入も行うなど、更に積極的な農家民宿の取り組みを決定されました。
今後、ますますのご発展をお祈り致します。
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定例会の様子1
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定例会の様子2
10年度「UIターンフェア“かごしま”&県内就職合同面接会」開催
【日 時】 | 2010年8月12日(木) 12:30~16:30 |
【場 所】 | 鹿児島サンロイヤルホテル(鹿児島市与次郎) |
鹿児島県と鹿児島県労働局・県内ハローワークが主催して、UIターンフェア“かごしま”&県内就職合同面接会が、鹿児島市で開催されました。
当日は、製造業、サービス業など73社がブースを設置し、県内外の学生や中途採用の社会人など387人が面接に訪れたとのことです。
参加者は、女子学生を中心に昨年から71人減ったのに対し、企業は1社増の73社。求人は製造業やサービス業を中心に昨年から104人増え、464人だったとのことです。
だだ、厳しい雇用情勢の中、参加者が減ったのに対し、求人がサービス業を中心に104人増加したのが、今年の特徴だったようですが、依然として、サービス業に比べ、製造業の求人が少ないということが気になりました。
■主な内容
●企業との就職面接会
●ハローワーク職員による職業相談
●専門職人による農林水産業相談
●県内ハローワークの求人情報
●各種就業支援コーナー など
いきいき鹿児島交流居住推進協議会設立総会開催
【日 時】 | 2010年7月16日(金) 13:30~14:00 |
【場 所】 | 鹿児島県住宅供給公社3階会議室 |
【主 催】 | いきいき鹿児島交流居住推進協議会 |
鹿児島県内で主に交流居住促進活動を通じて地域づくりに貢献されているNPO法人・団体等26団体が、7月16日、情報交換や人材交流等を通じてお互いのレベルアップや連帯・連携化、あるいは活動内容等を積極的に県内外に情報発信していくこと等を目指し「いきいき鹿児島交流居住推進協議会」を設立されました。
当日、鹿児島市での設立総会には、県内の離島を含めた各地のNPO法人、団体、個人の22名の方々に加え、県庁の共生・協働推進課長と企画課じゃらも来賓として参加され、会則や役員、今年度の事業計画と予算等を決定されました。
なお、当協議会の初代会長に当協会の吉永専務理事が選出されました。
今後、この協議会が目標に向かって連携され、拡充・発展されることをお祈りいたします。
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発起人代表あいさつ
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協議会の様子
かごしまモノづくり推進協議会 通常総会及びモノづくりセミナー開催
【日 時】 | 2010年5月14日(金) 14:00~17:30 |
【場 所】 | マリンパレスかごしま マリンホール(3階) |
【主 催】 | かごしまモノづくり推進協議会 鹿児島県 |
鹿児島県内の自動車、電子関連企業の開発、技術力向上を目指す「かごしまモノづくり推進協議会」の平成22年度の通常総会と鹿児島県が主催した「鹿児島県モノづくりセミナー」が開催されました。
当日のモノづくりセミナーでは、約110名の参加者に対し、「電子関連技術の農業分野への応用の可能性について」と「モノづくりの現場におけるTPS活動について」講演が行われました。
○総会 14:00~14:40
○セミナープログラム 15:00~17:30
①主催者挨拶 鹿児島県商工労働水産部長 白橋 大信
②来賓挨拶 九州経済産業局地域経済課 地域戦略・自動車担当参事官 原 正 氏
③講演 ①「電子関連技術の農業分野への応用の可能性について」
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構
九州沖縄農業研究センター 九州バイオマス利用研究チーム
研究員 農学博士 杉浦 綾 氏
講演 ②「モノづくりの現場におけるTPS活動について」
株式会社 九州タブチ
取締役総務部長 鶴ケ野 未央 氏
○交流会 18:00~19:30
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かごしまモノづくり
下村推進協議会長挨拶
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白橋県商工労働水産部長挨拶
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九州沖縄農業研究センター
杉浦研究員の講演
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(株)九州タブチ
鶴ケ野総務部長の講演
第45回ベンチャープラザ鹿児島「二水会」開催
【日 時】 | 2010年5月12日(水) 15:00~19:30 |
【場 所】 | ホテルウエルビューかごしま (鹿児島市) |
(財)かごしま産業支援センター、(社)鹿児島県工業倶楽部及び(社)九州ニュービジネス協議会鹿児島地域委員会が主催する第45回ベンチャープラザ鹿児島「二水会」が鹿児島市で開催され、九州産業局長の特別講演や鹿児島地域のベンチャー企業等の新製品や事業内容の発表と情報交換等が下記のとおり開催されました。
◆第Ⅰ部:特別講演会 15:00~16:00
講 演 九州経済産業局長 橘高 公久 氏
演 題 九州地域の経済成長戦略
◆第Ⅱ部:ビジネスプラン発表 16:10~18:10
○有限会社 フラッグタナカ 代表取締役 田中 秀人 氏(鹿児島市)
『強風下でも夜間でもPRできる「宣伝のぼり旗」』
○有限会社 友創 代表取締役 宮下 明 氏(日置市)
『紫色の山芋を活用したオリジナル商品「るりとろ紅山芋」の販路開拓』
○石の癒株式会社 代表取締役 二枝 崇治 氏(福岡市)
『遠赤外線の共鳴く理論による新冷暖房システムの開発』
◆第Ⅲ部:交流会 18:20~19:30
奄美市で研究開発 (株)アマミファッション研究所の取り組み
・ラック産業(株)(奈良県)2010年1月号 KISCに掲載 |
・2009かごしま 食と健康フォーラムでのパネル発表 |
当協会の会員であるラック産業(株)グループである奄美市の(株)アマミファッション研究所(吉川 卓伸代表取締役)の研究・開発が注目されています。
同社は、平成8年に、奄美市の誘致企業として創業し、主に、紳士・婦人用の各種肌着を製造販売している企業です。地域の資源を活用した新製品開発にも積極的に取り組んでおり、奄美の伝統工芸・大島紬の泥染めの技術を活用した「きょらむん泥パックインナー」を開発し、平成10年には鹿児島県新ふるさと特産品コンクール奨励賞を受賞しております。
その後も「薬草染インナー」(平成12年)を開発・販売、絹の持つ能力を最大限に生かした「シルクプロテクトクリーム絹の繭(まゆ)」を平成18年には開発(九州の環境素材2008に選定)、平成18年からは、鹿児島大学(農学部・工学部)と地元酒造会社、奄美市等と産学官協同研究(地域新生コンソーシアム研究所開発事業)として、奄美黒糖もろみエキスから機能性化粧品の試作開発に取り組んでおり、完全無添加の安心・安全な化粧品(化粧水、乳液、美容液など)の商品化を行う予定です。
離島である奄美市に誘致企業として進出された企業が、地域と一体となって、地域素材を使った新製品開発に取り組まれている姿は、鹿児島、特に離島でもやれば出来るという成功事例として、多くのヒントと勇気を与える取り組みだと思います。
今後の商品化に大いに期待をしております。
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KISC1月号掲載記事より(1)
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KISC1月号掲載記事より(2)