当協会の賛助会員である鹿児島県内市町村の企業誘致担当等１７名が溝辺町にある（株）アルプスエステックの視察研修を行いました。
　当日は、加藤副社長が溝辺町に進出された経緯や、現在の組織体制・製造製品、特に、マイクロブラスト加工による高精度微細加工や、リニアスケールの製造の説明の後、製造現場を案内して戴き、機械の加工・組立の現場をつぶさに見学できました。

　見学中は、副社長・工場長・総務の方々が一人一人の質問にも丁寧に対応して戴き、研修に参加した皆さんが現場をよく知ることができたと思います。

　見学後は市町村担当者から、同社からの県外への輸送手段や、中国・韓国など経済発展のめざましいアジア諸国に対して日本そして鹿児島が生き残っていくにはどうして行く必要があるのか、また人材の確保等について質疑・意見交換が行われました。

　世界的な不況に加え、円高、デフレによって国内の受注が更に減少し、非常に厳しい状況が続いている中で、雇用を維持しつつ次世代に生き残っていくために新しいモノを開発、そして業種とらわれずに同社の技術を活かせるアイデアがあれば取りいれていこうとする熱意を感じました。
　当日は、お忙しい時にも係わらず案内を戴き本当にありがとうございました。大変勉強になりました。

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  加藤副社長の概要説明

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  工場視察の様子１

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  工場視察の様子２

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  工場にある設備