【日 時】 | 2008年12月17日(水) 9:50~10:40 |
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【場 所】 | 鹿児島県立霧島高等学校(霧島市牧園町) |
当協会企業会員である「(株)アルプスエステック(霧島市溝辺町)の小薗悦郎工場長」による「鹿児島県立霧島高等学校」での出前講義が行われました。今回の講演は、同高校から当協会に講師の要請があり、当協会で講師を派遣する形で実現しました。
当日は、同高校の機械科1年生約40名が出席して、「高校生に求められているもの、会社で働くこととはどういうことか」というテーマで、50分講演をされました。
小薗工場長は、自分は鹿児島出身で鹿児島高専の2期生であるという自己紹介をされ、今年度新設され1期生である高校生の皆さんに「1期生の苦しみややりがい」など自分の経験を交え、頑張って歴史をつくれとエールを送られました。
また、本業であるモノづくりにおいては、高専を卒業後就職された静岡県沼津市の機械メーカーでの30年間の経験を基に、会社は目標達成のためのルール(就業規則)がありこれに対応できない人は解雇があり、高校生活より厳しいことや、会社は個人プレーよりチームワークで活動していることなど具体的な事例で話をされ、「長い人生においては取り巻く環境や産業構造もいろいろ変わる。どのような状況でも与えられた環境の中で精一杯取り組み、途中で放棄することなくやり抜くという精神が必要である。」と激励されました。
今回の講演は、これからの学校生活に大きな刺激・教訓を与えたのではと思います。1期生の高校生の皆さんの今後に大きな期待をしております。
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講演中の小薗悦郎工場長
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熱心に聞き入る高校生